今回は、高校の数学について書きます。当塾(私自身)の最大の利点は、高校の数学をしっかり教えられることです。中学生も高校の数学で得するように(困らないように)教えています。小学生の算数は、中学の数学を得意にできるように教えています。
高校の数学は、理系での量は中学の数学の3、4倍はあります。難しさは中学の3倍はあると思います。したがって、高校数学の大変さは、理系では中学の数学の10倍はあることになります。だから、常に学力、思考力が伸びる解き方をして、日々能力を上げていくことが要求されます。
高校では、クリアー、メジアン、4ステップ、スタンダードなどの教科書傍用問題集から一冊を持たされます。レベルはスタンダードが少し上のレベルで他の3つは同じくらいのレベルです。それと、問題量も多く分厚いチャートを持たされます。チャートには、赤、青、黄、白とあります。内容のレベルは赤、青、黄、白の順です。一宮高校をはじめほとんどの上位進学校は青チャートを使っています。中堅の進学校は黄チャートを使っています。青と黄はそんなにレベルの差はないように感じています。赤チャートは私が知っている限りでは、滝高校が使っています。また、啓林館のフォーカスゴールドを使っている学校がときどきあります。フォーカスゴールドは青チャートと同じくらいのレベルです。クリアーなどの教科書傍用問題集もチャートも同じ数研出版社のものですが、青チャートのほうがだいぶ難しいし、問題数もかなり多く、解説も充実しています。
学校で普通は、上記の問題集のうち、教科書傍用問題集から一冊、チャートもしくはフォーカスのどちらかを購入して、計2冊になります。しかしながら、近隣の中堅の進学校では、ほとんどチャートを使っていません。定期テストの範囲には、クリアーなどの傍用問題集のみで、さらにおかしいことは、習った範囲のクリアー全部の問題ではなく、問題を番号で指定する(クリアーの中の少し難しい問題を抜く傾向があるようです)学校が多いです。クリアーなどの教科書傍用問題集は、少し難しい問題はときどきありますが、基本を定着させるために、片手間で解いていかなければならない問題ばかりです。チャートは基本問題から大学入試問題のそこそこ難しいレベルまですべて入っています。難関レベルの大学入試になると、思考力や応用力をみるために、さらにひねった問題になります。ただ、そのような入試になると5割から6割の点が取れれば、数学に関しては、十分に合格点になります。
最後に、高校数学の勉強方法をわかりやすいようにまとめました。
① 教科書も使いましょう。
教科書には、公式の導き方や、なぜ、この公式が成り立っているかの理由などがわかりやすく詳しく書いてあります。そのようなことがわかれば、応用力につながります。また、全国一律の大学入試共通テストでは、公式の導き方自体を問うてくる場合もあります。教科書の問題は簡単な基本レベルです。
② クリアーなどの教科書傍用問題集は学校で習ったらすぐに終わらせましょう
自力で解けなかった問題は、鉛筆で問題集に印を付けて、簡単に解けるまで繰り返し解きましょう。
③ チャートでできるだけ多くの問題を解きましょう。
例題を解いて、簡単に解けなかったときは、例題の次にある例題と同じような練習問題も解きましょう。単元ごとのEXERCISESにも取り組むようにするとさらに良いです。問題の難度は、①~⑤とかで表記されています。⑤はかなり難しい問題で④のなかにも難問が含まれています。③まで全部解ければ、学校の定期テストはほぼ軽く点が取れるのが普通です。また、同じように、できなかった問題には、印を付けて繰り返し解きましょう。
④ 高3になったら、受験問題にも取り組みましょう
難関大学の受験では、チャートの難しいレベルの類似問題も、その大学の受験生は受験時、解ける生徒が多いと思います。入試過去問を解いて、ひねった問題にもできるだけ対処できる力を養っていくことも重要になります。
難関大学の合格を勝ち取るには、青チャートに掲載されている問題は、ほとんどすべて解けるようにして、少しひねられた問題にも柔軟に対処できるようにしておくことが必要です。さらに、共通テストのような実用的な問題にも対処できるように、練習を積むことが必要となります。
以上に書いたことを参考にして、さらにそれぞれの生徒が自分で考えて、勉強に取り組むことが重要です。
