
中3の定期テスト対策をその時期に合わせて書くようになりましたが、閲覧者がどんどん増えています。さらに、内容をパワーアップしていきますので、継続してアクセスしてもらえれば、うれしいかぎりです。
今回は、一学期期末テスト対策/英語に続いて、数学になります。一学期期末テストは、6月中旬から6月末で、以前とくらべると、比較的早い時期に行われる中学校が多いです。数学の範囲のメインは平方根になります。
ポ イ ン ト
① ×
÷
÷(
)÷
➁ 49の平方根は7と-7ですが、-49の平方根はありません。
➂ 分数を少数にしたとき、2/5 のような割り切れるものは有限小数になり、1/3や 4/63のような割り切れなく、けたの数字が規則的に並び無限に続くものは、循環する無限小数になります。分数を見て有限小数になるか無限小数になるか、割り算の筆算を行わないで、簡単に見分ける方法があります。
ア ド バ イ ス
① ・÷
を先に計算して
になります。
×
で39となります。
・÷
=
の組で計算し、
で答えは-49となります。
計算問題の2問目は、3年ほど前の一番近隣の中学の定期テストからとりました。
ルートのある計算問題では、ルートの中どうしの数は割ったり、約分したりしてルートの中の数を小さくしたり、ルートの中どうしの同じ数のかけ算のペアができたら、ルートの外に出しましょう。
➁ 49の平方根は、同じ数を2回かけて49になる数ですから、+7と-7です。
同じ数を2回かけて負の数にはならないので、-49になる数はありません。
➂ 分数を完全に約分して、分母の数を素因数分解して、素因数が2と5のみでできていると、有限小数になり、2と5以外の素因数を含んでいると、循環する無限小数になります。
また、有限小数も循環する無限小数も分数で表すことができますし、当然、有理数になります。
循環しない無限小数は、分数で表すことができない無理数です。
ルートの計算では、特に要領よく行うことが必要です。①の2問の計算問題は、上手にできる人なら数秒から十数秒でできますが、要領が悪いと、時間がかかりすぎたり計算ミスをしたりします。ルートの計算問題は、要領よく上手に計算することを身につける大変良い勉強になります。みなさん、頑張ってください。