これまで、ブログで勉強方法に関してばかり書いてきましたが、今回はより良い進路選択について書きます。
下記に、高校選択のポイントを項目ごとにまとめましたので、まず、読んでみてください。
➀ 高校卒業後、大学へ行くのか、行かないのか。高校から工業的なことや商業的なことを身に着けたいのか。
➁ 高校卒業後の進路実績を把握してください。普通科の上位校だと名古屋大学や中堅以上の国立大や有名私立大に何人くらい合格できているかを把握します。
③ 家からどのように通い、どれくらいの時間がかかるか。
④ 高校でのカリキュラムやその内容はどうか。
➀について、大学進学希望なら高校は普通科になるでしょう。その場合でも、将来、何をやりたいかとか、漠然としてでも考えてみるのも良いかもしれません。工業高校、商業高校進学希望の場合、将来、たとえばウェブデザイナーになりたいとか、具体的なことを考えて、学校や学科を選ぶようにした方が良いです。工業高校や商業高校を希望する生徒は、オープンスクールなどでしっかり学校、学科の内容をチェックしてください。
➁の進学実績は、その高校のホームページなどを見ればわかります。ここで大事なことは、高校受験での偏差値が高いにもかかわらず、大学進学実績があまり良くない高校もあれば、その逆の場合もあります。受験での偏差値が高くて、良い大学進学実績をあげていない高校は、④のカリキュラムや授業などでの教え方があまり良くないことが考えられます。特に、➃は重要なのですが、たとえば、オープンスクールに行ってもあまりわかりません。オープンスクールでは良いように見せるためのことしか言いません。先輩や最近の卒業生や世間一般の口コミや評判を参考にした方がよくわかると思います。私も、高校生を教えていますので、生徒の通っている高校の授業内容については、よく知っていると言っても良いと思います。③は通学に時間がかからない方がいいに決まっています。清須市は名古屋にすぐ近くで交通の便が良い場所ですが、特に、トップレベルの生徒は、遠くまで行かなければならない状況になっています。
「パナソニック」の創業者であり「経営の神様」と言われた松下幸之助が「企業は人なり」という名言を残しました。学校や塾は間違いなくほぼ100%人、つまり先生で決まります。教師の希望者が減っていることや、少子化で定員割れしている大学が半数くらいある(私立高校や公立高校も生徒集めに苦戦している高校もあります)とかで、教師の質もかなり落ちているようです。実際、生徒達を塾で教えていて、学校の教え方が良くなく驚くことはよくあります。ただ、公立高校でも偏差値が高い学校であればあるほど、そのような先生はいなくなります。また、特に、生徒集めに苦戦している私立高校では、立派なパンフレットをつくり営業活動に力が入っているようで、優秀な先生を雇ったり、先生を育てることがなおざりにされているのかもしれません。
公立高校の教師はもちろん、公務員であるのですが、なぜ、偏差値の高い人気高と不人気校で、そんなに先生に差があるのか、不思議には思います。県立高校ですが、市が政治力で良い先生を集めて、うまく高校を育てている地域もあれば、定員割れになる高校が増えたり、そのような高校が統合されても再び定員割れとなり、行く高校がなくなってきてしまっている地域もあります。
今や、私立大学の半数近くは定員割れしているそうで、産業がない地方の国公立大学でも、定員割れするので誰でも合格できるところもあるようです。しかし、将来、明るい展望が期待できる人気のある高校や大学は、当たり前のことですが、学力がかなり高くないと合格できません。高校進学は、普通科の場合は、通過点にすぎませんが、より良い大学を目指すためには、高校での授業内容などを考えると、よりレベルの高い高校に行った方が良いのは明らかです。
次回のブログでは、2026年の愛知県高校入試における全県模試受験者全体の結果がそろそろ公表されるので、それをもとに、私なりの切り口で分析したいと思っています。
